脂肪吸引のおすすめクリニックと料金相場、上手いと口コミ評価されている先生を紹介します。
年齢とともに体のあちこちについた脂肪に悩んでいる人は多いでしょう。
そんな悩みを解決できるのが脂肪吸引ですが、近年トラブルになることも目立つ施術です。
だからこそクリニックと医師の選び方は重要になってきます。その基準となるのは脂肪吸引の施術方法はもちろん症例数や医師の経験、アフターフォローです。
この記事では、脂肪吸引のメニューがあるなかでもおすすめのクリニックを10院と料金相場や脂肪吸引を得意としている症例数十分な先生を紹介します。
- 脂肪吸引がおすすめなクリニック
- 脂肪吸引がおすすめなクリニックの選び方
- 脂肪吸引がおすすめな上手い先生
脂肪吸引とは
脂肪吸引とは、皮下脂肪を除去する痩身治療の一つです。
ダイエットと脂肪吸引の大きな違いとして、「脂肪細胞を小さくするか」、「取り除くか」が挙げられます。
脂肪吸引は、脂肪細胞を直接内側から取り除きます。そのため、リバウンドの心配が少なく、短期間で効果を得られるという大きなメリットがあります。
一般的な施術の一つとして、皮膚を数ミリ切開しそこから管(カニューレ)を通し脂肪を吸い上げる治療が挙げられます。他にも以下の方法があります。
・各クリニック独自の施術
さらにクリニックによって使用する機械が違うので、あなたの求める施術や仕上がりに合わせて機械についても知っておくと良いでしょう。
脂肪吸引におすすめな人
脂肪吸引が特におすすめな人は、下記の3つの特徴を持つ人です。
ダイエットをしたくてもなかなか成功したことがない人にとっては「人生変わった!」と思えるきっかけになるかもしれません。
1つでも当てはまる方はぜひ参考にしてみてください!
運動する時間がない人
運動をすることで体が引き締まる人もいれば、どれだけ運動をしても変化が見られない人もいます。
脂肪吸引はそんな方々とともに、忙しくて運動をする時間を取れない人、運動が苦手な人にも脂肪吸引はおすすめの施術です。
短期間で脂肪を除去することが可能なので、忙しい方でも比較的受けやすい施術といえるでしょう。
部分的に太っている人
見た目はそれほど太ってみえず、部分的に脂肪がつきやすい・落ちにくいという人におすすめです。
とくに太ももや二の腕、下腹、腰といった部位はなかなか脂肪が落ちにくく悩みの種になっている人も多いでしょう。
・お腹や腰回りの浮き輪が気になってしょうがない
これらの方には、脂肪吸引が特におすすめです。
きつい食事制限でのダイエットができない人
食べる量やカロリーを計算して食事制限をするのは、手間がかかるうえにストレスがたまりやすいものです。されに効果が現れないとなれば、モチベーションを保つのは難しいでしょう。
そんな人にもおすすめできるのが脂肪吸引です。
一度脂肪を除去することで“リセット”される脂肪の量は、簡単な食事制限では得られない効果といえます。管理をすることが得意ではない人にもおすすめです。
脂肪吸引が人気のおすすめクリニック10選
脂肪吸引が人気のクリニックをおすすめ順に紹介します。
TCB東京中央美容外科
1,000件以上の症例実績
手作業だからできるオーダーメイドデザイン
高いスキルとデザイン力で理想を叶える
TCBの脂肪吸引は、高い手技を持つ医師だけが施術を担当します。術後のアフターケアも充実しています。一人ひとりの脂肪の量に合わせて丁寧に脂肪を取り除きます。組織を必要以上に傷つけることがなく、余分に脂肪を取ってしまうという心配もありません。技術力のある医師が行います。
施術名 | 料金(税込) |
---|---|
二の腕・肩脂肪吸引 | 60,100円 |
TCB小顔脂肪吸引 | 45,000円 |
クリニック詳細
施術方法 | BNLS注射・ カニューレ |
---|---|
対象施術部位 | 顔(頬・頬骨上・アゴ下)、二の腕・肩 |
無料カウンセリングの有無 | 有 |
料金(税込) | 45,000円〜 |
肪吸引のクリニックの選び方
脂肪吸引のクリニック選びで重要なポイントとなる3点をお伝えします。
事前知識として頭に入れておけば、カウンセリングをするクリニックのイメージもできてくるでしょう。
希望の施術部位があるか
クリニックによって施術を受けられる部位が限られてきます。
というような選び方も選択肢の1つとしてあります!
アフターケアの体制が十分か
脂肪吸引は高額で体へのリスクが少なからずあります。
だからこそアフターケアの体制がしっかり整っているクリニックを選ぶ必要があります。
「施術して終了」というクリニックでは、施術後のご自身の体のためにもよくありません。保証やアフターケアがしっかりしているクリニックは必ずありますので、しっかり比較して選んでみてください。
さらにカウンセリングでご自身にあっているクリニックなのかを、見定めることも1つのポイントとなるでしょう。
施術の手軽さ
さまざまな施術方法がある中で、どこの部分を重要視するかも必要です。
・ダウンタイムの期間
・見た目の変化
一番おすすめなクリニックは、お手頃でダウンタイムが比較的短く軽いクリニックです。モニター価格で施術可能なクリニックやキャンペーンを利用して期間限定でお得に受けられる場合もあります。
そういったお手頃な価格で受けられるクリニックを探すことも、クリニックを選ぶ中で必要です。
脂肪吸引の種類と特徴
ここでは脂肪吸引の種類と特徴を解説します。
最新技術や部位により合う施術など具体的に挙げていくので参考にしてください。
従来法
従来法とはこれまで脂肪吸引で使用された施術のことです。
大きく分けて2種類あるので、1つずつ紹介します。
マニュアル吸引術
大きな注射筒を使用して陰圧をかけながら脂肪を削り取る方法です。
手動での施術になるので、医師の技術が仕上がりやダメージに大きな影響を与えます。
機械吸引法
掃除機のようなマシンで陰圧を発生させて脂肪を吸い出す方法です。
手動ではなく機器を使用するので脂肪細胞を吸引しやすくなりますが、医師の技術力が劣っていると、脂肪を必要以上に吸引してしまう恐れがあります。
ベイザー脂肪吸引
ベイザー脂肪吸引は現在では最新の施術法で多くのクリニックで使用されています。
VASERリポとも呼ばれる施術で、脂肪細胞のみに反応する「ベイザー波」を用いて、脂肪をつかして吸引していきます。
メリット・デメリットとしては、以下のものが挙げられます。
- 脂肪細胞のみを溶かすので周囲の組織を傷つけずに脂肪を除去
- 組織のダメージが少ないことから、術後の皮膚が引き締まりダウンタイムが短い
- 脂肪を溶かして吸引するため、従来法の脂肪吸引よりも短時間で治療が終わる
- デザインにこだわった高度な脂肪吸引が可能
- 施術後、だるさや熱感、頭痛などの症状が起きる可能性がある
- 吸引部の皮膚が硬くなる可能性がある
- 吸引部分が凹凸になったりする場合がある
- 施術箇所の知覚の麻痺、鈍さ、しびれ、皮膚の色素沈着といった副作用を起こす場合がある
従来法同様医師の施術経験や技術ががとても重要な施術になります。
脂肪冷却
脂肪冷却は一般的に機器の名称をそのまま総称として使いクールスカルプティングとも呼ばれている施術です。
脂肪細胞のみを冷凍破壊して細胞の自然死(アポトーシス)を誘発させ、対外に排出させる施術法になります。
体への負担少なくダウンタイムも軽め、リバウンドも少ない現在ではメジャーな施術法になっています。ただ施術を複数回受けなければならなかったり、効果が出るまで時間がかかったりといったデメリットがあります。それに伴い料金も高額になりがちです。
脂肪溶解注射
脂肪溶解注射は脂肪を溶かす薬剤を注入する施術です。
薬の効果により分解、溶解された脂肪は老廃物と一緒に排出されるため、ピンポイントの部位の痩身効果があります。皮膚を切開することのない施術なので、短時間で終了するのがメリットといえるでしょう。
ただし1度の施術で薬剤の量が決められているため、細くしたい範囲が広かったり、減らしたい脂肪の量が多かったりする場合、複数回の注射が必要になります。
1度の施術料金は外科的な手術に較べれば安いですが、効果が出るまで続けなければならないため、コストパフォーマンスを考えるとリーズナブルとは言えません。
脂肪吸引で人気の部位と料金相場
脂肪吸引で人気の部位と料金相場を紹介します。
広い範囲だけでなく、部分痩せが可能な脂肪吸引の料金相場を表にしてあるので参考にしてください。
部位 | 料金相場 |
顔 | 70,300円(税込)~ |
二の腕 | 60,100円(税込)~ |
お腹 | 110,970円(税込)~ |
太もも | 91,660円(税込)~ |
全身 | 2,000,000円(税込)~ |
それでは各部位の施術内容を解説していきます。
顔
たるみや下膨れ、顔の輪郭に悩みを持つ人へおすすめなのが顔の脂肪吸引です。アンチエイジングに効果がある施術といえるでしょう。
メインとなる部位は頬の脂肪(バッカルファット)、顎下の皮下脂肪がターゲットになります。
バッカルファット除去
バッカルファット除去に向いているのは、以下のような悩みのある方です。
・頬のふっくら感やふくらみが気になる
・ブルドック顔や下膨れが気になる
・頬の内側をよく噛んでしまったり、笑った際に頬が膨らんだりする方
口の中から除去するため、傷が目立たないメリットがあります。
顎下の脂肪吸引
顎下の脂肪吸引に向いているのは、以下の悩みを持つ方です。
・顎下のたるみ
・二重顎
頬と顎を同時に吸引できるため、フェイスラインをすっきりさせられます。
料金相場は10~40万円です。
二の腕
二の腕のたるみを改善して引き締まった腕にすることができるため、夏の薄着になる前に行う方が多い施術です。
二の腕の脂肪吸引は、肘は腕の付け根にカニューレ(細い管)を挿入して脂肪を吸い出します。
メリットを以下に紹介します。
- 脂肪細胞の数を減らすため、半永久的に細さをキープ
- リバウンドのリスクがほぼない
- ダウンタイムが他の部位より軽い
- 手術が短時間で終わる
医師の技術によって傷跡が目立ったり大きかったりということが起こりやすいので、クリニックの選定は慎重にしましょう。
料金相場は15~40万円です。
お腹
お腹の脂肪吸引は、へそやわき腹など目立たない場所を選んで切開して、専用のカニューレを挿入して脂肪を吸引します。
脂肪細胞辞退を減らす施術になるためリバウンドが少なく済むのが特徴です。ダイエットの失敗、リバウンドを繰り返している方におすすめの施術といえるでしょう。
お腹の一部の脂肪吸引であれば20~30万円、全体の場合は80~120万円が料金相場です。
太もも
太ももの脂肪吸引は、ベイザー脂肪吸引術や超音波脂肪吸引のライポマティック、ボディジェットなどで施術が行われます。
ダイエットで落としにくい、太ももの内側や外側、前面、背面の皮下脂肪を取ることが可能で、リバウンドもしにくい施術です。
施術には点滴の麻酔を使用して、2~5㎜程度切開してカニューレを挿入、脂肪細胞を吸引します。
術後3日程度痛みはありますが、2週間程度で体を動かすことが可能です。1ヶ月程度で痩身効果を感じることができるでしょう。
料金相場は60~100万程度です。
全身
全身に脂肪吸引は、顔、二の腕、背中、腰、お腹、脚といったそれぞれの皮下脂肪を除去する施術です。
一度に吸引できる脂肪の量が制限されていることから、一般的に上半身と下半身を2度に分けて手術が行われます。理想のスタイルに近づけるところが最大のメリットです。
ただ、痩身部位が多いためダウンタイムがそれぞれにやってくるデメリットがあります。また、セルフケアを丹念に行わなければなりません。
カウンセリングの際にそれらのリスクをしっかりと説明してくれるクリニックかどうかは、選ぶ際の判断材料となるでしょう。
料金相場は200~400万程度と高額になります。
脂肪吸引の料金を安く抑えるコツ
ここでは脂肪吸引の料金を安く抑えるコツを紹介します。
美容施術の中では、部位により高額になることもある脂肪吸引ですが、割引で受けられる場合があります。その具体例を紹介しましょう。
モニター制度を使う
モニターを募集しているクリニックを選ぶのは一つの手段です。
症例写真は信頼を高めることにつながるため、多くの美容クリニックで募集しています。
オプションの麻酔代や処方薬が0円になったり、1部位の料金が安くなったりなどクリニックにより違いがあるので、調べてみる価値があります。
メディアや公式サイトでの掲載だけでなく、院内で患者のために使用する目的で写真を提供する場合で割引料金が変わるところもチェックしましょう。
期間限定キャンペーンを見逃さない
美容クリニックでは施術によってキャンペーンを開催する機会もねらい目です。
月ごとであったり先着〇名だったりなど、キャンペーン内容はさまざまなので、脂肪吸引を考えているなら、公式サイトをチェックすることを忘れないようにしましょう。
また美容クリニックの会員制度はぜひ利用したいところです。会費は安価にしているクリニックが多く、割引で施術が受けられる制度。TCBや品川美容外科などが採用しているので調べてみましょう。
分割払いにする
分割払いにするのも方法のひとつです。
脂肪吸引のような高額な施術になる場合は、とくに医療ローンがおすすめになります。
クレジットカードでの分割払いに較べて、医療ローンは金利が低く抑えられているため、一度に大きなお金を用意する必要がありません。
多くの美容クリニックで医療ローンの支払いは行われているので、探すのはそう難しくないはずです。
脂肪吸引がおすすめな上手い先生3選
脂肪吸引は美容クリニックでもメジャーなメニューです。それだけに医師の腕が試される施術といえます。
ここでは患者の口コミだけでなく、美容業界でも上手いと評判になっている3人の医師を紹介します。
TCB東京中央美容外科 大宮西口院 樅山真紀医師
TCB東京中央美容外科に所属する樅山真紀医師は、形成外科医の豊富な経験と技術力があり、TCBの特別指導医として認定されています。
美しさに対する思いが強く、また形成外科医の資格を持つ樅山医師の手術は高度で緻密な手技で、仕上がりの美しさには定評があります。
2003年 福島県立医科大学 形成外科
2010年 日本形成外科学会 専門医 取得
2010年 寿泉堂綜合病院 形成外科 科長
2012年 福島県立医科大学 形成外科学講座 助手
2017年 東京中央美容外科
2018年 東京中央美容外科 福島院 院長
2018年 東京中央美容外科 郡山院 院長
2020年 東京中央美容外科 大宮東口院 院長
2021年 東京中央美容外科 郡山院 院長
2022年 東京中央美容外科 大宮東口院 院長
2023年 東京中央美容外科 大宮西口院 院長
TAクリニック 嶽崎元彦医師
アンチエイジングやリフトアップを得意とするTACグループ代表の嶽崎元彦医師。品川美容外科本院の院長、表参道スキンクリニックの顧問を経て、2017年に開院した銀座TAクリニックの院長に就任。
2002年 弘前大学医学部 卒業
2022年 都立大久保病院 勤務
2003年 都立墨東病院救命センター 勤務
2004年 品川美容外科 入職
2010年 品川美容外科 心斎橋院 院長
2013年 品川美容外科 新宿アイランドタワー 院長
2014年 品川美容外科 池袋院 院長
2014年 品川美容外科 本院院長
2017年 銀座TAクリニック 開院
2017年 銀座TAクリニック 院長就任
2018年 医療法人社団元輝会 代表
THE CLINIC 東京院 加藤敏次医師
進化し続ける美容外科医を目指す加藤敏次医師。形成外科専門医であり数々の経験を積んだ後、脂肪吸引、注入技術において世界トップクラスであると感じたTHE CLINIC に移籍。
2002年 昭和大学医学部 卒業
2002年 昭和大学救急医学科入局 昭和大学病院 救急センター勤務
2003年 昭和大学形成外科入局 昭和大学病院 形成外科勤務
2004年 大学医局より市中病院 形成外科へ出向
2012年 湘南東部総合病院 形成外科 診療科長就任
2014年 某美容外科 地方院院長 就任
2016年 THE CLINIC 東京院副院長 就任
2017年 THE CLINIC 横浜院院長 就任
2019年 THE CLINIC 東京院医局長 就任
メンズ脂肪吸引の特徴と注意点
メンズの脂肪吸引の特徴と注意点を解説します。
加齢や運動不足などでついた脂肪に悩んでいるのは女性ばかりではないはずです。
ここでは男性の脂肪吸引の特徴と注意点とおすすめの部位を紹介します。
男性特有の脂肪の特徴
男性と女性では体の構造に違いがあるため、脂肪のつき方も変わってきます。
一般的に健康的な体脂肪率は、女性が20~29%なのに対して男性は10~19%と差があります。また男性は脂肪細胞のサイズが女性に較べて大きくなる傾向が見られます。
女性に較べて男性は内臓脂肪がつきやすい傾向が見られます。その特徴はぽっこりお腹に現れやすいでしょう。
おすすめ部位
男性の脂肪吸引でおすすめなのはまず下あごです。フェイスラインがしっかりするため、すっきりした印象を与えることができます。
またシックスパックや上腕、胸といった部位に陰影を出すために、余計な脂肪を取ることも男らしさを表現することに役立つでしょう。
注意点
男性の脂肪吸引にはいくつかの注意点があります。
女性よりも男性は血管が太いため、脂肪吸引の際の出血量が多くなります。そのため腫れや内出血も強めになるため、ダウンタイムが長くなる傾向があります。
ダイエットを続けながら脂肪吸引をすると、出血により気分が悪くなる場合があるので、術前までは体調を整えるとともに栄養もしっかり臨むようにしましょう。
脂肪吸引の施術の流れ
脂肪吸引の施術の一般的な流れは下記の通りです。簡単に1から説明していきます。
1ーデザイン
まずは立っている姿勢でどのように脂肪がついているかを確認します。
どこの部位にどれだけの脂肪がついていて、脂肪吸引をどれくらいすれば理想の仕上がりになるか、マーキングをしながら担当医師と細かく確認していくことで、自身の理想の体型に近づくことができます。
2ー麻酔
麻酔は一般的に、部分麻酔か全身麻酔を行うクリニックが多いです。
痛みを感じることなく施術が行われるので、痛みが苦手な方・3箇所以上の脂肪吸引部位がある方は全身麻酔をおすすめします。(必ず担当医としっかり相談の上、麻酔の有無を決めてください。)
3ー切開・カニューレ挿入
脂肪吸引は皮膚の下にある脂肪の層へカニューレと呼ばれる、専用のチューブを挿入していきます。
カニューレを挿入するために皮膚に1cm程度の切開をします。切開する部位は吸引する部分で変わっていきます。
4ー麻酔を追加
カニューレを挿入後に脂肪吸引する部位によって、追加で麻酔をする場合があります。
このタイミングで麻酔をすることで施術後の痛みや腫れを軽減させることが可能です。
5ー脂肪吸引
挿入したカニューレから脂肪を吸引していきます。
吸引された脂肪はカニューレを通して、脂肪吸引機に溜まっていきます。必要な量の脂肪をさまざまな角度から、脂肪吸引機の陰圧により吸引。
6ー縫合
脂肪吸引完了後は、切開した部分の皮膚を縫合します。
7ー圧迫
脂肪吸引の最後の仕上げとして圧迫をしていきます。
圧迫を綺麗にすることで施術後の仕上がりや腫れ具合が変わります。圧迫の仕方が上手い先生だと形も綺麗に収まって来るでしょう。
脂肪吸引をした部位は1ヶ月ほどで収縮いていきます。収縮していくことで脂肪吸引をした効果が徐々に現れてくるでしょう!施術後の約1ヶ月間は、ご自身でのケアもとても重要となります。
脂肪吸引のダウンタイムと回復期間
脂肪吸引をしてから心配になってくる1つがダウンタイム。どのくらいの期間ダウンタイムが続き、効果がでてくるのでしょうか。
施術部位別の回復期間やダウンタイムの症状、日常生活に戻るまでなどを解説します。
部位別の回復期間の目安
下記に部位別の回復期間を表にしておきます。
個人差があるため、目安としてお考え下さい。
部位 | ダウンタイム | 効果が出るまで※ |
顔 | 1~2週間 | 1ヶ月程度 |
二の腕 | 1~2週間 | 1ヶ月~ |
お腹 | 1~2週間 | 2ヶ月程度 |
太もも | 2~3週間 | 6ヶ月程度 |
ダウンタイムが長引いていると感じた場合は、迷わず医師に相談しましょう。
腫れと痛みの経過
脂肪吸引の腫れと痛みの経過は、部位により違いは多少あるものの術後1週間ほどで落ち着いていきます。
痛みは術直後から出るものの、3日くらいで落ち着いていきます。筋肉痛のような痛みで、体を動かさなければそこまでひどくは感じないので、ゆっくりと過ごすようにするといいでしょう。
患部を冷やしたり、処方された痛み止めを飲んだりすることで軽減できるはずです。腫れも術後3日がピークで1週間~2週間かけて治まっていくでしょう。
飲酒や喫煙習慣がある方は、ダウンタイムが長くなる傾向があります。
日常生活への復帰ができる期間
脂肪吸引の施術を受けた当時は体を休めるようにしましょう。
デスクワーク中心の方は2~3日程度で復帰をするケースが目立ちますが、サービス業や営業職の場合は2、3日程度の休暇を取ることをおすすめします。
また脂肪を多く取った場合や施術部位が複数の場合は、1週間程度ゆとりのあるスケジュールを組んで過ごした方がいいでしょう。
運動が再開できるタイミング
運動が再開できるタイミングは抜糸した後が目安となります。
術後1週間で抜糸をしますが、この辺りからウォーキングなどを開始して、2~4週間でヨガや軽いランニングというように、体を相談しながら段階を踏んで動くようにしましょう。
脂肪吸引のリスク・副作用
脂肪吸引をすることで、少なからずリスクや副作用が伴います。
とくに知っておかなければならないのは、リスクや副作用です。そのなかでも気を付けた方がいいリスクや副作用と対処法を解説します。
施術直後のリスクと対処法
脂肪吸引の施術直後のリスクには以下のような症状があります。
腫れ
内出血
むくみ
筋肉痛のような痛みは3日ほどがピークで、内出血の症状が出る場合もあるでしょう。その後10日ほどで治まってきます。
対処法としては鎮痛剤や保冷剤を使ったアイシング、痛みの出ている部位をカバーするガードルやクッション、スポンジを使うと楽になるでしょう。
長期的なリスクと対処法
脂肪吸引の長期的なリスクとしては、以下のような症状が挙げられます。
脂肪吸引をした部位としていないところの脂肪細胞の量の違いにより体のラインが崩れる
腹部の吸引をしたことで、筋肉、腹膜が傷つく
全身麻酔による事故や感染症により死亡した例もあるので、実績のあるクリニックを選ぶ必要があるのです。
一般的な皮膚の余り、バランスが崩れたなどの場合は、スキンケアや脂肪吸引注射、リフトアップの施術で改善される可能性は高くなります。
そのほかの体調の変化を少しでも感じた場合は、クリニックに即連絡を入れましょう。
年齢・体質による注意点
加齢により自然と脂肪の量が減った際に、吸引したことで頬がこけたようになり老けて見られてしまうケースがあります。
脂肪吸引をする際には、医師のアドバイスを参考にしながら将来も見据えてバランスよく脂肪吸引をしてもらうようにしましょう。
また合併症を防ぐためのポイントとして、服用している薬がわかるお薬手帳やサプリ、アレルギーなどに思い当たる方は症状を医師に伝えておくのは大切なことです。
緊急時の対応方法
体調悪化など万が一に備えての対応法も覚えておきましょう。
第一に少しでもおかしいと感じたら、施術を受けたクリニック、医師に相談することです。
夜間の緊急時に対応できるよう体制が整っているところもあるので、既往症やアレルギーを持っている方は、症例数が多いというだけでなく危機管理システムを装備しているところを選ぶといいでしょう。
失敗しない!脂肪吸引で重要なのはカウンセリング!
さまざまなクリニックを比較するうえで大切なポイントは、カウンセリングにしっかり時間を割いてくれるクリニックを選ぶことです。
基本的に脂肪吸引をしているクリニックでは無料カウンセリングを受けることが可能です。
カウンセリングへ行く前に以下のようなポイントを押さえて準備を整えた状態でカウンセリング向かいましょう。
・理想の仕上がりについての希望
・クリニックのHPや口コミを見る
ご自身なりにまとめておくことで、スムーズに心配事について解決できるでしょう。
施術を受けたスタッフが在籍するクリニックもありますので、経験者からの貴重な意見を直接聞けるチャンスがあるかもしれません!
さらに無料カウンセリングではクリニックによっては、WEB上では公開されていない施術前後の写真などの資料を見ることもできます。
ご自身の不安や施術後に「こんなはずじゃなかった」と後悔をしないためにも施術前のカウンセリングは、とても重要な部分になってくるでしょう。
カウンセリングでの簡単な流れ
カウンセリングではまず各クリニックで用意されたアンケートなどに答え、回答したアンケートを元にカウンセリングが始まります。
脂肪吸引をしたい部位の確認やリスクの話をされることが一般的です。
下調べをせずに「脂肪吸引をしたい」とカウンセリングを受けるよりも、前準備として知識を少し頭に入れてから受ければ担当医の話の理解も深まるはずです。
そのうえで疑問に感じたことはすべて聞くようにしましょう。患者側は素人なのですから、わからないことは恥ずかしいことではありません。
「理解」と「納得」がそろったうえで施術を申し込むようにしましょう。
候補のクリニックは必ずカウンセリングで相見積もりをする
引っ越しをする時に相見積もりをするように、脂肪吸引などの美容医療で契約をする際は相見積もりをすることをおすすめします。
相見積もりといっても堅苦しい気持ちではなく、不安を取り除くためと思い気軽な気持ちで無料カウンセリングを利用して見てください。
さまざまなクリニックへ話を聞きに行くことでより、あなたに合ったクリニックで脂肪吸引の施術を受けることができるでしょう。
支払いプランは予算に合わせて相談する
支払いプランは予算に合わせて相談しましょう。
部位によっては複数回受けなければ効果がない場合があります。支払いが難しくなり、途中でやめてしまうほどもったいないことはありません。
一括払いではなくても、医療ローンを利用すれば分割手数料も抑えられるのでカウンセリングの際に相談しましょう。
脂肪吸引に関するよくある質問
脂肪吸引は失敗する可能性はありますか?
脂肪吸引で起こり得る失敗例は次の通りです。
・不自然なバランス
・皮膚のたるみ
・施術による凹凸
・傷跡が目立つ
・変化が感じられない
クリニックでも、リスクとしてあげています。
しかし、施術機器の性能や医師の技術力の向上により、現在では多くの失敗は改善できるようになっています。
脂肪吸引でくびれを作ることはできますか?
ウエストのくびれを作るためには、腹部と腰部の脂肪吸引が有効です。ただし、腹部の脂肪吸引は難易度が高く、とり残しによる段差や凸凹、引き攣れが起こりやすい部位でもあるため、理想の完成形をカウンセリングで医師としっかり相談されることをおすすめします。
脂肪吸引では、理想の写真通りにしてくれますか?
理想の写真を示されても、骨格や筋肉のつき方、あるいは身長など脂肪以外の要因というのは一人ひとり異なるものです。そのため、もしかすると、完全には理想の写真通りになるわけではないかもしれません。
しかし、理想に近付けるために出来る限りの吸引し、またきれいなラインになるように施術することで写真に近付けるように施術してくれるでしょう。
脂肪吸引で、太ももの間に隙間を作ることはできますか?
隙間は作ることが可能です。
太ももに隙間を作りたいという希望は多く、またこの部位は太ももの中でも特に脂肪が多い部位であるため、しっかり吸引することで変化が出やすい場所です。
術前と術後では数値的にも大きく周径が変わる場所であり、最も効果を感じやすい場所かもしれません。
脂肪吸引の際にできる傷はどのような傷ですか?
脂肪吸引の施術直後は、傷跡が目立ってしまうことがあります。赤みを帯びた線状に見え、数カ月かけて徐々に元の肌の色に近づきます。使用するカニューレの太さにもよりますが、傷跡のサイズは一般的に5〜7mmほどが目安です。
また、脂肪吸引の傷跡は、治癒の途中段階で色素沈着が起き色が濃くなることもありますが、通常であれば一時的なものなです。
まとめ
今回は脂肪吸引がおすすめのクリニック10選と後悔しないクリニックの選び方や口コミを紹介しました。
さまざまな脂肪吸引が可能なクリニックがある中で後悔をしないように、どこに重きを置いて決めるかが重要になってきます。
・通いやすさ
・仕上がり
・リスクやダウンタイムが軽い
・アフターケアがしっかりしている etc
ご自身が通う中であなたの話を親身になって聞いてくれる、リスクや副作用をしっかり説明してくれるなど。
施術のうまい先生であることが一番ですが、院の雰囲気も大切になってくるでしょう。ぜひこちらで紹介したおすすめクリニックを参考に、まずは無料カウンセリングへ行ってみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。